ジャーマンボウって無骨なイメージ?

コントラバスレッスン

私がコントラバスを始めたのは高校生の頃。もちろん弓はジャーマンボウで、フレンチボウがあることさえ知りませんでした。コントラバス専攻が定着しつつあり、コンサート等で他の奏者の演奏を聴く機会が増えていって思ったこと。「コントラバスでメロディ弾けるんだ、すごい!でもコントラバス奏者、必死でスポーツのように弾いてる。私には無理かも…」更に、「その弾き方にはドレスとか絶対似合わんやん!」と。

もちろん舞台で演奏しているコントラバス弾きは、めちゃくちゃ上手いのです。でも、踏ん張ってフォルテを弾く、速いパッセージは腕の動きも大きく激しく、そのうち額に汗が流れてきて表情も必死で硬くなる、みたいなのが私には何だか無骨に見えました。それはそれでいい味出しててカッコいいのですが、自分がそんな感じで弾くのは抵抗がありました。この無骨さは、まさにドイツ語と同じなんですけどね。なんか硬くてデンッ、デンッ、ドンッて感じ。

その後フレンチボウというものを知り、弓も体の動きも何ともエレガントなことに驚きました。そこで「コントラバスでもエレガントに弾けるんだ!」と希望が見えたのです。そんな時にひょんなことから、フレンチボウで活躍されている野田一郎氏にコントラバスを習うことになりました。でも私がイメージしていた、繊細かつダイナミックな音色と滑らかな弓の動きは、いくら頑張っても私には無理で結局諦めました。

後にコントラバス弾きの友人に「あれは、野田さんやからできるんやで〜」と言われました。納得。そして迷走しまくっていた時に、ドイツ ワイマールで今の弓の持ち方に出会ったのです。これは衝撃的でした。

ジャーマンボウなのに(?)、音がとても繊細でなめらか、私がフレンチボウで出せなかった太くて力強い音も出せる!弾いてる時の体の動きもとてもエレガントに見えました。これって今まで私がイメージしていたジャーマンとフレンチのいいとこどりやん!と。ここで印象が一気に変わり、ジャーマンボウ信者のなったのです^_^

それがこの持ち方↓

↓こんな感じです。手首が柔軟になるので細かい動きも楽々。